08-10 No.11

<Hyperion>
CDA 67633 \2180
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集Vol.1 ――
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1/第2番ト短調Op.5-2/第3番イ長調Op.69
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)、
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
2007年8月より6大陸25ヶ国という壮大なスケールで開催されている「アンジェ
ラ・ヒューイット・バッハ・ワールド・ツアー」が遂に完結を迎える鍵盤の女
神アンジェラ・ヒューイット。
当代最高のバッハ弾きとしての評価を確立し、次のステージであるベートー
ヴェンのピアノ・ソナタ集の録音に取り組んでいる
ヒューイットが"バッハ・ワールド・ツアー"と並行して完成させた最新録音
は、ドイツの若き天才チェリスト、ダニエル=ミュラー・ショットとのタッグ
によるベートーヴェンのチェロ・ソナタ集の第1巻!
"チェロ・ソナタ"と言うとチェロがソロ、ピアノは伴奏と考えられてしまうが、
ここではベートーヴェンの優れた書法や作品の完成度はもちろんのこと、ヒュ
ーイットとミュラー=ショットの高い技術と深い音楽性がチェロとピアノをソ
ロと伴奏としてではなく、あくまでも対等なデュオとして音楽を奏でていくこ
とを実現させている。
ヒューイットとミュラー=ショットは、これまでにもレコーディングやバッハ
・ワールド・ツアーのコンサートなどで共演を重ねてきており両者のコンビネ
ーションは万全!
またミュラー=ショット愛器1727年製マッテオ・ゴッフリラーとヒューイット
が愛用する銘器ファツィオーリが奏でるサウンドのブレンドもこのデュオだか
らこそ聴ける大きな魅力と言えるだろう。
鍵盤の女神とドイツの天才が紡ぐベートーヴェンのチェロ・ソナタ。素晴らし
き感動と美しき響きが聴き手の魂を揺さぶる――。
2008年1月2日−5日、イエス・キリスト教会(ベルリン)での録音。

CDA 67659 \2180
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第46集 ――
ヨーク・ボーウェン(1884−1961):
ピアノ協奏曲第3番ト短調Op.23(幻想曲)
ピアノ協奏曲第4番イ短調Op.88(世界初録音)
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
歴史の陰に隠れながらも、眩い輝きを放ち続けてきたロマン派の知られざるピ
アノ協奏曲を発掘しているハイペリオンの超人気シリーズ「ロマンティック・
ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCシリーズ)」。
19世紀ドイツの音楽家フェルディナント・ヒラーを取り上げた第45集に続く最
新作第46集は、"イギリスのラフマニノフ"ことヨーク・ボーウェンのピアノ協
奏曲が登場!
生前や没後の直後はその才能と実力に見合うだけの評価がされていなかったも
のの、現在では録音を中心として急速に再評価が進むヨーク・ボーウェン。
1907年に作曲された"ピアノ協奏曲第3番"は幻想曲の形式で書かれた単一楽章
の作品であり、モデラートで始まり次々と表情を変えアレグロ・コン・フオー
コで幕を閉じる作風はボーウェンの最高傑作の1つとして高く評価されている。
"ピアノ協奏曲第4番"は、単一楽章の第3番とは対照的に3楽章形式で作曲され、
演奏時間の約40分を要する大規模な協奏曲であり、今回が世界初録音となる。
またこの"ピアノ協奏曲第4番"には、かの奇才ソラブジをして「イギリス人に
よってこれまでに書かれたピアノ協奏曲の中で最も優れた作品だ」とまで言わ
しめたというエピソードが残されている。
ヨーク・ボーウェンのピアノ協奏曲集でソリストを務めるのは、ハイペリオン
&RPCシリーズ初登場となるイギリスの若き天才ダニー・ドライヴァー。
2001年のウィグモア・ホールへのデビューを皮切りにキャリアを重ねてきたド
ライヴァーは、2009年4月にはルイジアナ・フィルハとの共演でボーウェンの
ピアノ協奏曲第3番のアメリカ初演が予定されており、既に"ボーウェンのスペ
シャリスト"と称されるほどの評価の持ち主なのである。
RPCシリーズのイギリス音楽に欠かせないブラビンズ&BBCスコティッシュ響の
コンビがドライヴァーを熱くサポート。第46集も話題必至です!

CDA 67552 \2180
ブラームス:
弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67/弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1
タカーチ弦楽四重奏団〔エドワード・ドゥシンベル(第1ヴァイオリン)、
カーロイ・シュランツ(第2ヴァイオリン)、ジェラルディン・ウォルサー
(ヴィオラ)、アンドラーシュ・フェエール(チェロ)〕
2006年にリリースされ大成功を収めたハイペリオン移籍第1弾「シューベルト
の弦楽四重奏曲集」(CDA 67585)、グラモフォン・ゴールド・ディスク賞受
賞で話題のスティーヴン・ハフとの共演が実現した2007年リリースの「ブラー
ムスのピアノ五重奏曲&弦楽四重奏曲第2番」、そして今回ハイペリオンから
のリリース第3弾として登場するタカーチ弦楽四重奏団の最新作は、前作に引
き続きブラームスの「弦楽四重奏曲集」。
タカーチ弦楽四重奏団はブラームスのピアノ五重奏曲、3曲の弦楽四重奏曲を
デッカ時代にも録音しており、今回のリリースで4作品の新録音が揃うことに
なる。円熟味を増した世界有数のクヮルテットが奏でる新たなブラームスが、
聴衆に新たな感動をもたらしてくれることだろう。
1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成され
たタカーチ弦楽四重奏団は、ハンガリーより騎士十字勲章を授けられるなど、
その実力と名声は周知の通り。
数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたって世界最高の弦楽四重奏団
の一つとして活躍を続けている。また2006年にはレコーディングの舞台をハ
イペリオンへ移しており、新たな環境で飛躍するタカーチ弦楽四重奏団の歩み
から目が離せない。

CDA 67688 \2180
オネゲル:
交響詩《勝利のオラス》H.38/チェロ協奏曲ハ長調H.72/
前奏曲、フーガとポストリュードH.71a/クリスマス・カンタータH.212
アルバン・ゲルハルト(チェロ)、ジェイムズ・ラザフォード(バリトン)、
ティエリー・フィッシャー(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&合唱団
フランセの"交響曲"やフローラン・シュミットの"詩篇第47番"&"サロメの悲
劇"など、近代フランスの管弦楽作品集のヒット作を送り出してきたティエリ
ー・フィッシャー&BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズのフラ
ンス路線を継続した最新作はなんとオネゲル。
バリトン独唱、大編成オーケストラ、混声合唱、オルガンという巨大編成を要
し、フランス語、ドイツ語、ラテン語という3つの言葉の歌詞を持つ"クリスマ
ス・カンタータ"は、ザッヒャー率いるバーゼル室内管によって初演されたオ
ネゲル最後の作品であり、近代フランスで生まれた知る人ぞ知るクリスマスの
ための傑作である。
アルカン&ショパンのチェロ・ソナタ集(CDA 67624)をリリースしたばかり
のドイツ系チェリスト最大の大器、アルバン・ゲルハルトがソリストを務める
"チェロ協奏曲"も期待度抜群!"勝利のオラス"、"前奏曲、フーガとポストリュ
ード"を含めて、4つの交響曲やパシフィック231以外の傑作の存在、オネゲル
の優れた作曲技法を伝えてくれるハイペリオンの意欲作である!

CDA 67637 \2180
ロースラヴェツ:
ヴァイオリン協奏曲第1番(1925)/同第2番(1936/世界初録音)
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)、
イラン・ヴォルコフ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
ハルトマンのヴァイオリン作品集(CDA 67547)で彗星の如くハイペリオンに
現れたロシアの新星アリーナ・イブラギモヴァ(イブラギモワ)の第2弾は、
ロシアン・アヴァンギャルドの鬼才ロースラヴェツのヴァイオリン協奏曲集!
ロシアにおける無調音楽の始祖であり、"ロシアのシェーンベルク"とも呼ばれ
るロシアン・アヴァンギャルドの代表的存在ロースラヴェツ。1929年に受けた
政治的弾圧を挟むようにして作曲された2つのヴァイオリン協奏曲が持つ作風
の対比も非常に興味深い。
NHK-BSでの放映や録音のリリースにより、ここ日本での人気と知名度が一挙に
高まった1985年ロシア生まれの華麗なる若きヴァイオリン奏者アリーナ・イブ
ラギモヴァ。
クレーメル率いるクレメラータ・バルティカでの活躍、ノセダ&BBCフィルハー
モニック、マッケラス&フィルハーモニア、ヴァンスカ&BBCスコティッシュ
響との共演などの成功により世界規模で大きな注目を集めている。

CDA 67689 \2180
ステーンハンマル:ピアノ作品集 ――
ピアノ・ソナタ ト短調/晩夏の夜Op.33/3つの幻想曲Op.11/ピアノ・ソナタ
変イ長調Op.12
マルティン・ストゥルフェルト(ピアノ)
名手マーティン・ロスコーのピアノによる"ニールセンのピアノ作品全集"
(CDA 67591/2)のリリースが記憶に新しいハイペリオンからの北欧音楽最新
盤は、ファン要注目のステーンハンマルのピアノ作品集!
ここではステーンハンマルの創作活動の原点でもあるピアノ作品の中から、最
後のピアノ曲"晩夏の夜"を含む番号付きの作品を3曲、ストックホルムで音楽を
学んでいる最中の若かりし時代(1890年)に書かれた"ピアノ・ソナタ ト短調"
の計4作品を収録している。
アルヴェーンと並び、近代スウェーデンの音楽の発展に絶大な影響を与えたス
テーンハンマルのピアノ作品集が"ピアノ王国ハイペリオン"から全世界に向け
て発信される。
1979年ストックホルム生まれの若手ピアニスト、マルティン・ストゥルフェル
トはこのステーンハンマルがハイペリオン・デビュー盤。ヒューイットやアム
ラン、ハフ、デミジェンコなど世界屈指のピアニストを擁するハイペリオンに
加わった新たな才能にも注目が必要だ。

CDS 44351/66 16枚組 \18800
ショパン:ピアノ作品全集
ギャリック・オールソン(ピアノ)、
カジミエシュ・コルド(指揮)、
リーラ・ジョセフォウィッツ(ヴァイオリン)、
カーター・ブレイ(チェロ)、エヴァ・ポルデス(ソプラノ)、
エリザベス・マン(フルート)
1970年の第8回ショパン国際ピアノコンクールを制覇したニューヨーク生まれの
アメリカ人ピアニスト、ギャリック・オールソン。
アメリカのレーベル「アラベスク(Arabesque)」で1980年代末から1990年代
にかけて録音、リリースが行われたオールソンの金字塔、ショパンのピアノ作
品全集がハイペリオンからボックス・セットで復活登場!
ピアノのための独奏作品、コンチェルトの網羅だけでなく、チェロ・ソナタや
ピアノ三重奏曲、ポーランド歌曲集Op.74など室内楽曲や歌曲の録音に臨んだ
熱意には改めて脱帽させられる。




<Helios>
CDH 55288 \1280
アントワーヌ・ビュノワ(c.1430−1492):
ミサ《ロム・アルメ》、私の魂は衰え
ペトルス・ド・ドマルト(fl.c.1450):ミサ《恵み深い霊よ》
アントワーヌ・ビュノワ:ガウデ・セレスティス・ドミナ
ジャン・ピュロワ(d.1478):フロス・デ・スピナ
アンドルー・カークマン(指揮)、バンショワ・コンソート
ブルゴーニュ公国シャルル豪胆公の宮廷で活躍したビュノワの宗教音楽集。
フランドル楽派の大作曲家オケゲムの弟子であり、シャルル豪胆公からも才能
を高く評価されたアントワーヌ・ビュノワ。ビュノワの宗教作品を代表するミ
サ「ロム・アルメ」は、フランドル楽派の音楽の中でも一際輝く優れた作品と
して知られている。CDA 67319からの移行再発売。

CDH 55312 \1280
J・S・バッハ:カンタータ集 ――
カンタータ第170番《満ち足りた安らぎ、うれしい心の喜び》BWV.170
カンタータ第54番《罪に手むかうべし》BWV.54
カンタータ第169番《わが心は神ひとりのもの》BWV.169
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
カウンターテナーの第1人者、ジェイムズ・ボウマンが歌うバッハのカンター
タ集。これまでに130以上の録音を残し、アーノンクールやブリュッヘン、ホ
グウッド、レオンハルト、ピノックといった名匠たちとの共演を重ねてきたこ
のボウマンのバッハは、ハイペリオン初期の名盤の1つ。
CDA 66326からの移行再発売。

CDH 55318 \1280
ラフマニノフ:聖ヨハネ・クリソストモスの典礼Op.31
マシュー・ベスト(指揮)、コリドン・シンガーズ
最初のアメリカ演奏旅行から帰国した直後の1910年(37歳)にラフマニノフ作
曲した4声のための無伴奏合唱作品「聖ヨハネ・クリソストモスの典礼」。後に
作曲された「晩祷」や「鐘」の陰に隠れてしまうことの多いこの作品だが、作
曲者の祖国ロシアでは当時から現在まで教会を中心にで歌い継がれている名作
である。コリドン・シンガーズのハーモニーが神聖で厳粛な空間を生み出して
いる。CDA 66703からの移行再発売。




<Avie>
AV 2169 \2180
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60/同第7番イ長調Op.92
ダグラス・ボイド(指揮)、マンチェスター・カメラータ
マエストロ・ダグラス・ボイドとマンチェスター・カメラータのレコーディン
グ第4弾は、ベートーヴェンの第4番&第7番!
アバド政権下のヨーロッパ室内管弦楽団では首席オーボエ奏者として数多くの
名匠たちの下でその瑞々しい美音を奏でてきたダグラス・ボイド。
指揮者への転身後は、マンチェスター・カメラータの音楽監督、アメリカのセ
ント・ポール室内管の芸術パートナー、シティ・オブ・ロンドン・シンフォニ
アの首席客演指揮者のポストに就くなど目覚しい活躍を展開している。
この"第4番&第7番"でのオーケストラ編成は、第1ヴァイオリンが8人(第7番
では9人)、第2ヴァイオリンが6人、ヴィオラが4人、チェロが4人など、
"第2番&第5番"(AV 0040)を含む前3作でも話題となった小規模編成はここで
も健在。マンチェスター・カメラータの好演はもちろんのこと、"指揮者"とし
てのダグラス・ボイドのこれからがさらに楽しみ。
2007年2月3日&11月3日、マンチェスター・ブリッジウォーター・ホールでの
ライヴ録音。

AV 2153 2枚組 \3250
ヘンデル:英語のカンタータと歌曲 ――
カンタータ《苦悩はかくも快く》/カンタータ《さまよい歩きながら》/
カンタータ《美しきデリアは寂しい木陰に迷い込み》/わたしは気ままな
恋する若者が好き/コリンの訴えへの答え(ハープシコード独奏)/捨て
られたニンフ/親愛なるアドニス、美しき宝/愛は儚い思いにすぎず/憂鬱
な妖精/喜びを運ぶもの
ニッキ・ケネディ(ソプラノ)、サリー・ブルース=ペイン(アルト)、
ブルック・ストリート・バンド〔レイチェル・ハリス(バロック・ヴァイオ
リン)、ファラン・スコット(バロック・ヴァイオリン)、タティー・テオ
(バロック・チェロ)、キャロリン・ギブリー(ハープシコード)〕
演奏者がわずか5人という斬新且つ刺激的な編成での"ヘンデルの水上の音楽"
(AV 0028)で衝撃的なデビューを果たした女流奏者だけの古楽アンサンブル、
ブルック・ストリート・バンド。
前述の水上の音楽、トリオ・ソナタOp.5、チェロ・ソナタ(原曲はリコーダー
・ソナタ)などヘンデルの音楽をユニークなスタイルで録音してきたブルック
・ストリート・バンドの第4作目は、世界初録音を含む"英語の歌詞を持つカン
タータと歌曲"。今回のアルバムのメイン・プロである"3つの英語のカンター
タ"は、歌劇「オットーネ」や歌劇「フラーヴィオ」、歌劇「ジュリアス・シ
ーザー」などの名作から編曲された知られざるカンタータであり、録音自体
も非常に珍しい。
この"英語のカンタータと歌曲"のためにブルック・ストリート・バンドにソ
リストとして迎えられたソプラノのニッキ・ケネディとアルトのサリー・ブ
ルース=ペインの歌声も味わい深く素晴らしい。今回の第4作目も話題を集め
そうだ!

AV 2151 \2180
ランディーニのための月桂樹 ――
作曲者不詳:聖フランチェスコに讃美あれ
ペルージャ:O sommo specchio
作曲者不詳:Creata fusti, o vergine
ランディーニ:愛よ、この乙女を
作曲者不詳:Batista da Dio amato
ランディーニ:ああ言っておくれ、ああ幾たびため息が、愛らしい少女
作曲者不詳:アヴェ・マリア
ランディーニ:最もいとしきところで、一度見て
作曲者不詳:Per l'allegrezza del nostro Signore
ランディーニ:
かく物思いにふけり、ご婦人よなぜわたしを蔑むのか、Musica son/Gia
furon/Ciascun vuol
作曲者不詳:ペッカトリス・ノミナータ
ランディーニ:信仰の下になすべき、悲しや女の
ヴォルケンシュタイン:Mein herz das ist versert
ランディーニ:
我が人生のうちで、もはや死んでしまった、この心にかかるはなんという苦
しみか、この世にこれ以上美しい人は、愛よこの娘が
作曲者不詳:Vergine donzella imperadrice
ランディーニ:愛よこの娘が
ゴシック・ヴォイセズ、アンドルー・ローレンス=キング(中世ハープ)
結成25周年記念盤となったソラージュ&マショーの歌曲集「知られざる恋」
(AV 2089)に続くアヴィーからのリリース第2弾でゴシック・ヴォイセズが
取り上げるのは、14世紀イタリアの作曲家フランチェスコ・ランディーニの
音楽。
イタリアのトレチェントの第2世代のシンボル的な存在でもあるランディーニ
と言えば、まず思い浮かぶのは"ランディーニ終止"と呼ばれる終止の手法だ
ろう。世界最古の女流作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの復権に大き
な貢献を果たしたゴシック・ヴォイセズの中世ヨーロッパ音楽の演奏は現在
も昔も世界屈指。
注目のテノール歌手ジュリアン・ポッジャーをはじめとしたメンバー5人が作
品ごとに自由自在に編成を組み替えるなど、柔軟なスタイルはさすが。ロー
レンス=キングのハープの音色がゴシック・ヴォイセズの歌声に見事なアク
セントを加えている。

AV 2163 \2180
バルカウスカス:
交響管弦楽のための《サン(太陽)》Op.69/ヴィオラ協奏曲Op.63/
交響曲第5番Op.81/管弦楽のための小協奏曲第2番Op.103
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)、
ロベルタス・セルヴェニカス(指揮)、ユオザス・ドマルカス(指揮)、
リトアニア国立交響楽団
フィリップ・グラファン&今井信子がソリストを務めた作品集(AV 2073)や
2005年の「ヴィオラ・スペース」への来日などで話題を呼んだリトアニアの
重鎮バルカウスカス。
アヴィーからの2枚目となる今回の作品集には、1980年代に作曲された大作
"交響曲第5番"から1994年の"管弦楽のための小協奏曲第2番"などの管弦楽作
品を中心に収録。
またバシュメットのために書かれた"ヴィオラ協奏曲"のソリストには、バシュ
メット本人が招かれており、その神業を存分に味わうこと出来る。東欧の音
楽&オーケストラ・ファンには特にオススメです。




<Signum Classics>
SIGCD 131 \2180
ジャッケス・デ・ヴェルト(1535-1596):モテット集第2巻(1581)
スティーヴン・クレオバリー(指揮)、コレギウム・リーガル
ジャッケス・デ・ヴェルトはイタリアで活躍したフランドル出身の作曲家。
ヴェルトはマントヴァ公国の宮廷楽長を務めていた頃の1590年に出合った若
きモンテヴェルディに絶大な影響を与えており、特にモンテヴェルディのマ
ドリガーレ集の成功には欠かすことの出来ない存在であったことはヴェルト
の有名な逸話である。
自身も当時を代表するマドリガーレの大家であったが、そのマドリガーレと
双璧を成すヴェルトの重要作品がこのモテット集。マドリガーレで発揮され
た優れた手法や豊かな生命力を感じさせるヴェルトのモテットは、16世紀の
ポリフォニー音楽の傑作と言える。
ヴェルトのモテットを歌うのは、名門ケンブリッジ・キングス・カレッジ合
唱団のメンバーから選抜された精鋭14名で結成され、BBCシンガーズのディレ
クターを務めるクレオバリーが率いる男声ヴォーカル・アンサンブル、コレ
ギウム・リーガル。まさに合唱芸術と呼ぶに相応しい至高のハーモニーが響く。

SIGCD 138 \2180
ブライアン・ノールズ(1946-):詩集のセレナーデ
ジョン・クリストス(テノール)、ニック・ギャレット(バス・バリトン)、
ジュリエット・ポーチン(メゾ・ソプラノ)、
エリン・マナハン=トーマス(ソプラノ)、
ジェイムズ・モーガン(指揮)、
シティ・オヴ・プラハ・フィルハーモニック管弦楽団、
RSVPヴォイシズ、ブライトン祝祭合唱団
「詩集のセレナーデ」とは、ロイヤル・アルバート・ホールで華々しく演奏
された代表作、アンセム"ジュビリー・トリビュート"で人気を博しているイ
ギリスの作曲家ブライアン・ノールズが、18世紀-20世紀の詩人たちのテキス
トを題材としてドラマチックな作風に仕上げた管弦楽伴奏付き歌曲集。
スタンダードなクラシック音楽というよりも、ミュージカルの音楽に近い親
しみやすいスタイルが特徴的。現在売り出し注のソプラノ歌手エリン・マナ
ハン=トーマスなどキャストも豪華!

SIGCD 136 4枚組 4360
J・S・バッハ:平均律クラヴィーア曲集BWV.846-893(全曲)
ジル・クロスランド(ピアノ)
"ウィーン三羽鳥"の1人バドゥラ=スコダの門下生ジル・クロスランド。ムジ
ークフェラインでのリサイタル、ジョン・オグドン・メモリアル・コンサー
ト、ロンドンのウィグモア・ホールやサウス・バンクでの定期公演などで絶
賛を博しており、この"平均律クラヴィーア曲集"や"ゴルトベルク変奏曲"の
録音などでイギリス指折りのバッハ弾きとして株を上げている。
SIGCD 113&123のボックセット仕様。




<Centaur>
CRC 2899 \2080
J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
リサ・グード・クロフォード(チェンバロ)
1963年にアーウィン・ボドキー賞を授与されたアメリカの女流鍵盤奏者リサ
・グード・クロフォードのバッハ。
ソリストとして国際経験も豊富で、フランスの作曲家ガスパール・ル・ルー
(1660-1707)のチェンバロ作品集をミッツィ・メイヤーソンとのデュオで
レコーディングを行っている。

CRC 2926 \2080
シンセティック・ダンス-オーボエのための音楽 ――
アンドリーセン:バラード
ブランク:ファイヴ・フォー・スリー
ラーセン:キャスリーン、アス・シー・ワズ
ブランク:4つのバガテル、モーメンツ・イン・タイム
ヴァレリオ:シンセティック・ダンス
レベッカ・ネイジェル(オーボエ)、フィリップ・ブッシュ(ピアノ)、
マーガレット・カンプマイアー(ピアノ)、マリーナ・ロマゾフ(ピアノ)
ルイ・アンドリーセンの父ヘンドリク・アンドリーセンのバラードなど、近現
代の作曲家によるオーボエ作品集。
オーボエのレベッカ・ネイジェルは、サウス・カロライナ・フィルハーモニッ
クの首席オーボエ奏者。サウス・カロライナ大学では教授として後進の指導
にもあたっている。

CRC 2941 \2080
ルイス・ニールソン(1950-):
エクリチュール/小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
ティモシー・ワイス(指揮)、トゥイッタリング・マシーン
ロンドンの王立音楽院で作曲を学び、現在はオハイオ州オバーリン音楽院作
曲家の教授を務めている現代作曲家ルイス・ニールソン。
パプアニューギニア出身の指揮者ワイスが指揮するトゥイッタリング・マシ
ーン(さえずる機械)とは、オバーリン音楽院のメンバーを中心にして結成
されたコンテンポラリーの専門集団のこと。

theme : クラシック
genre : 音楽

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プロフィール

Author:グッディーズ新譜情報
当店HP:http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/
ご注文・お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

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